イチローから学ぶ アンカリングの重要性

アンカリングを正しく学ぶと自分の無意識を思い通りにコントロール出来るって知ってました?

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メジャーリーガーとして誰でも知っているイチローの打席に入る前の儀式

かなりの人がこれを見た記憶があるはずです。

アンカリングってなんだろう、そう思われる人もいらっしゃるでしょう。

日本のスポーツで有名と言えばラグビーの五郎丸歩がキックをする前のポーズなどもアンカリングにあたりますね。


アンカリング(英: Anchoring)とは

認知バイアスの一種であり、判断する際に特定の特徴や情報の断片をあまりにも重視する傾向を意味する。係留または英: Focalism(焦点化)とも。

個人の通常の意思決定においては、まず特定の情報や値に過度に注目し、その後状況における他の要素を考慮して調整する。一般にこのような意思決定には、最初に注目した値についてのバイアスが存在する

マサチューセッツ工科大学の教授 Dan Ariely が提案したものがある。聴衆に彼らの社会保障番号の最後の2桁をまず書いてもらい、次にワインやチョコレートなどの品物に擬似的に入札してもらう。最初に書いた数字が大きい人々は、高い値段で入札する傾向がある。最初に数字を強く考えた単純な行為が、論理的には何の関係もない次の行為に影響を与える。

アンカリング wikipedia より


なんだか小難しい、そう思われる人も多いでしょうから、いくつかの例を挙げていきます

  • 元旦那とは2年前に離婚してしまったけれど、結婚式の時に歌ってくれた【あの歌】だけは本当に心から感動した瞬間で、【あの歌】が街中で流れているのを聞くたびに、元旦那の顔を思い出してしまう。

結婚式に私に対して歌ってくれた【あの歌】が感動した結婚式の瞬間にアンカーされてしまっているため、いつまでもあの曲を聞くたびに別れた相手の顔を思い出してしまう。

この位衝撃的な強い記憶にアンカーされてしまうと、中々忘れる事は出来なくなってしまう可能性がありますね。

あの曲を聞く度になぜか自然に涙が出てしまう…なんて事もありえるかもしれないんですね。

そして似たような事は誰にでも簡単に起こり得る事であり、意識的に起こす事も可能なんですね。

ココがかなり重要なんです。

こういった効果を自発的に自分の行動に取り入れるようにすると、自分自身のパフォーマンスを向上させる事にかなり役立つ事があります。

簡単に言えばイチローは毎回決まった所作を打席に入る前に取り入れる事により、脳や身体がより一層集中しやすくなるよう仕向けている、という事なのです。

勿論イチローは一流の選手ですから、打席に立つ前からしっかりと集中して望んでいるでしょう。

しかし、打席に入って集中している時に毎回同じ行動を取る事により、ここは集中するべきところ、と身体に脳に深層心理に自ら刷り込んでいくのです。

そうする事でその行動を行うと自然と身体もさらに集中していくようになっていきます。

 

例えば

 

音楽を聞くこと

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落ち着きたい時に聞く曲・テンションを上げたい時に聞く曲

これらはアンカリングの一種です

 

仕事用のメガネ

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仕事用のメガネとそれ以外のメガネという風に用意する事により、仕事用のメガネに変えた時、より一層集中できるようになるでしょう。

 

ただここで重要な事はアンカリングする際に、自分がとても良い状態でアンカーをかける事を繰り返さなければ意味が無いということです。

 

集中しなければならない仕事の直前にメガネを変え、席を離れて一服する時はちゃんとメガネを外す。

これを繰り返し行う事に慣れてくると、仕事用のメガネをかけただけで脳が目の前の仕事に集中するよう作用しはじめるのですね。

ですから逆に、途中でネットサーフィンをはじめてしまったり、スマホをいじってしまったり、なんて集中出来ていない時にアンカリングをかけようとしても全く意味がないですし、逆効果になってしまいます。

 

難しいように感じますが、少しヒネリを加えればどんな事にでも代用出来ますし、自分自身のパフォーマンスをより良くする事が出来ますので、是非お仕事等にご活用下さい。

皆さんの参考になれば幸いです。