皆さんこんにちは。
今回のテーマは話題の「憲法改正」です。
与党が3分の2議席獲得により、憲法改正の発議が行えるようになりました。
今まで一度も行われなかった現行憲法の改正。
実感のわかない人が多いのではないでしょうか・・・
でも道端で「憲法改正反対‼︎」「平和憲法を守れ‼︎」って運動やってるけど
憲法改正って悪い事なの??
そんな疑問に倫理学的視点から検討したいと思います。
皆さんご存知の通り、日本の憲法は硬性憲法です。
簡単に言ってしまえば改正する事が非常に難しい憲法ですね。
私たちはこの厳格さから憲法を変えることはまずいんじゃないの?
最高法規なんでしょ?と考えてしまいますよね。
他の先進国の憲法改正回数と比較してみましょう。
ドイツ:59回
フランス:27回
カナダ19回
イタリア:16回
アメリカ:6回
日本:0回
なぜこのような差が生まれるのか・・・
実は『キリスト教』的な考え方が鍵を握っていると私は考えています。
日本人にはあまり思想的な面で馴染みのないキリスト教。
キリスト教は聖書が元になっていますよね。
実はこの聖書、解釈が時代に合うように常に変えられているということを
ご存知でしょうか。
え⁉︎、絶対的な神との契約である聖書の解釈を変えていいの?
そう思う方も少なくないと思います。
この考えの差が他国と日本の憲法改正問題にも絡んできます。
唯一絶対的の真理であり、人と神の契約である聖書。
真理=普遍
普遍である真理とは いつでも
どこでも
誰にでも
成立しなければなりません。
日本人は真理は正しいから変えてはいけないと考えます。
しかし西欧ではいつも真理は検証されなければいけないと考えます。
この差が今日の憲法改正問題を引き起こしているんですね。
憲法草案を考えたGHQの担当者はキリスト教的思想を持っています。
その思想の元、作られた憲法だから日本人には理解しにくいんですね。
この事を理解することができれば新たな視点で憲法改正について
考えていくことができるかもしれません。
この記事が皆さんの生活を豊かにするものであれば幸いです。